「横浜で暴行事件を起こしてしまった!」
「暴行について神奈川の警察署で取り調べを受けている!」
神奈川県は東京のベッドタウンとして人口が密集しており、公共交通機関や店舗、路上などで数多くのトラブルが発生しています。
この点、暴行犯罪も数多く発生しており、事件を起こしてしまいお悩みになっている方も多いです。
この記事では東京での暴行犯罪でお困りの方に向けて、弁護士への相談窓口のご紹介と対処法を解説します。
暴行の刑事事件の流れ
逮捕・勾留
暴行とは、殴る蹴る等の有形力を行使して相手がケガをしなかった場合に問われる罪です。相手方がケガをした場合には傷害罪としてより重い罪に問われることになります。
実務上多いのは、喧嘩トラブルが高じて警察沙汰になるケースです。
暴行罪は直接手を出した場合の他にも、唾を吐きかける、水をかける等の行為も該当し得ます。
相手方にそういった攻撃を加えたあと、被害者や目撃者によって通報されて駆けつけた警察に現場で取り押えられ、警察署に連行されるのがよくある流れです。
警察署に連行された後は、逮捕・勾留されるかどうかによりその後の流れが大きく変わります。
逮捕・勾留される場合、警察署に連行されてから最大で23日間、警察署内の留置場に拘束されます。
平日昼間に取調室に呼び出され事情聴取などが行われ、それ以外の時間は留置場内で過ごすことになります。
逮捕されない、もしくは逮捕後すぐに釈放された場合では、在宅事件として事件が進みます。
在宅事件では通常の日常生活を送りながら、適宜、警察署に呼び出されて取調べを受けることになります。
起訴・不起訴
逮捕・勾留された場合には原則として逮捕後23日以内に、在宅事件の場合には必要な捜査が終了したあとに、検察官によって起訴・不起訴の判断が行われることになります。
起訴というのは、裁判の開廷を提起する手続きのことです。裁判所において審理が行われ、統計上99.9%以上の割合で有罪判決が下されることになります。
不起訴処分は裁判を開廷せず事件を終了させる手続きです。刑事処分が下されることはなく、前科が付くこともありません。
暴行について弁護士に依頼するメリット
逮捕・勾留を回避して身体拘束されずに済む可能性が高まる
逮捕・勾留は『逃亡のおそれ』『証拠隠滅のおそれ』が認められるときに行われます。
暴行では、例えば犯行当時現場から逃げようとした場合などで逃亡のおそれが認められる可能性があります。
また被害者と顔見知りの場合、後に脅迫などをして証言をしないよう強要するおそれなどが懸念され、証拠隠滅の阻止の観点から逮捕されるおそれもあります。
弁護士に依頼すれば、逮捕・勾留を阻止して身体拘束を回避できる可能性が高まります。
まず弁護士に依頼したという事実自体が「今後も誠実に刑事手続きに協力する」ということを示す証拠になります。
さらに弁護士は、『逃亡のおそれ』『証拠隠滅のおそれ』がないことを意見書にまとめ、捜査機関に提出することができます。
弁護士という第三者による意見書なので、捜査機関に対しても一定の効力が期待できます。
不起訴処分獲得によって前科を付けずに済む可能性が高まる
一度検挙されたらほぼ有罪が確定すると思っている方は多いですが、実務上そんなことはありません。
実は不起訴処分によって裁判が開廷されずに終了となる事件はかなり多く、統計上、刑法犯の6割程度は不起訴となっています。
暴行罪で検挙されてしまった場合であっても、弁護士への依頼によって不起訴処分獲得の可能性を大いに高めることができます。
弁護士は被害者の方と示談交渉を行うことができます。示談というのは、被害者に一定の賠償金を支払い民事上の賠償責任を話し合いで解決する手続きです。
示談が締結されれば、初犯の暴行罪ではかなりの確率で不起訴処分の獲得が期待できます。
しかし警察は原則として、加害者本人に被害者の連絡先を教えることはありません。
弁護士に依頼し弁護士が加害者本人に連絡先を教えないということを確約した上でなら、連絡先を入手することができます。
アトム法律事務所の暴行事件の実績
駅員への暴行の事案
適切な助言や種々の配慮をしてくれ、精神的にも支えられました。
この度は大変お世話になりました。何の法的な知識のない私に対し、適切なご指導並びにアドバイスを頂き、その結果として不起訴処分を得られたことに感謝の気持ちでいっぱいであります。 特にご縁があって担当して頂きました太田弁護士様には様々な面におきましてご配慮した対応をして頂き精神的な部分でも多大なるサポートを頂きました。 何れにしましても進むべき方向性を明確に指導して頂きました貴法律事務所様に対しては感謝の気持ちでいっぱいでございます。
事件の概要
電車内に忘れた鞄を取りに戻ろうとした際、ドアの開閉をめぐって駅員と揉め、駅員の胸倉を掴むなどしたケース。なお依頼者の方は当時泥酔していました。暴行として検挙された事案です。
弁護活動の概要
贖罪寄付を行うなど謝罪を尽くし、不起訴処分となりました。
同僚への暴行の事案
事件を反省して酒を断ち会社や趣味で充実した日々になりました。
野尻先生、アトム法律事務所様 この度は息子の事で大変お世話になりありがとうございました。現在息子は、自分のしたことにとても反省し酒を断ち、会社、趣味にと充実した日々を送っていますので一安心です。野尻先生は、息子と色々話をして下さり依頼した私にも細かく報告して下さいました。とてもいい先生に出会えて幸せに思います。また事務の○○様にもとてもやさしくしてくださいました。ありがとうございました。とても大変なお仕事なのでお身体大切にご活躍くださいませ。
事件の概要
被害者の同意を得て絞め技をかけて気絶させたとされた暴行事案。後日、意見の食い違いから刑事告訴され事件化したケースです。
弁護活動の概要
当初は傷害事件として逮捕されたあと、検察官への意見書の提出等といった活動により罪名が暴行に変更されました。正式裁判を回避し略式起訴で罰金刑となりました。
アトム法律事務所横浜支部へのアクセス
アトム法律事務所横浜支部は横浜市西区にあります。
横浜駅より徒歩3分のアクセスしやすい立地で、お気軽にご利用いただけます。
暴行事件をはじめ、刑事事件は時間との勝負という側面があります。
相談が早ければ早いほど、弁護士としても対応に時間を割くことができるため、逮捕・勾留の阻止や不起訴処分獲得の可能性を高めることができます。
アトム法律事務所は24時間365日、電話での相談予約を受け付けています。まずはお電話からお気軽にご相談ください。
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